2011年7月17日日曜日

スポーツと科学

森博嗣 著 『科学的とはどういう意味か』を読み進めるうちに、春学期最後になる講義(「コーチング論」と「スポーツ科学入門」)で「スポーツと科学」というタイトルで授業を行うことを決める。思い起こせば、スポーツの指導やトレーニングなどを行うためには科学的知識が必要であると授業で説き続け、その裏づけとして科学的データを紹介してきた。しかし、科学とは何か、科学の使命は、そしてスポーツに科学を導入する意義について授業で紹介したことはなかった。私も含め、学生たちもスポーツと科学という根本的な内容について学ぶことは「スポーツ科学」に身を置くものに課せられた使命のような気がする。ちょっと気負いすぎかもしれないが。

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