2012年3月28日水曜日

かげの独り言〜自著の紹介〜

久しぶりに私の本が出版されます。現在、アマゾンなどで予約受付中です。発売日、発売元などをお伝えします。健康で長生きするための運動方法、気構えなどを具体的に紹介しています。

湯浅景元 著
『ピンピンコロリ体操(生涯寝たきりにならないために)』
世界文化社
1960円

4月11日発売予定

2012年3月10日土曜日

今日の本

久坂部羊 『第五番』 (幻冬社)

職業は、その目的が達成されると存在価値を失うことがある。例えば”医者”という職業である。この世界から病気が完全に撲滅されれば(可能性は極めて低いが)、医者の存在価値はなくなる。医者は病気を撲滅することを目指しながら、医者という職業を存続させるために、心のどこかで病気が撲滅されることを望んでいないかもしれない。この本の帯に書かれているように「誰より医者が、劇烈な疫病を望んでいる」のかもしれない。

いったい職業とは何か、その存在価値は何か、その職業を存続させることの意義や方法など、職業に関わることをさまざまに考えさせられた。

2012年3月9日金曜日

かげの独り言~英語学習~

最近、英語の学習に関する本を集中的に読んできた。私自身の英語力を高めたいというよりも、身近にいる学生たちの英語力を高めてあげたいという思いが募ったからである。今日、卒業生の木村健二君と会話を交わしている間に、いつの間にか英語の学習が話題になってきた。ありふれた学習法であるが、私も限られた単語で書かれた文章を数多く読むことが、とくに読解力の向上に役立つと考えている。木村君から「どのような本がお勧めですか」と問われた。私は、Raymond Chandlerの"The lady in the lake"(Penguin Readers)を紹介した。かつて、ある英語の達人からRaymond Chandlerの文体を学ぶとよい、と教えられたことがある。以来、彼の作品を読むことを続けている。とくに単語数が限られたPenguin readersの文章は、中学英語を駆使すればかなりの内容を表現できることを、常に教えられる。

それにしても、英語力が飛躍的に伸びる方法はないものだろうか。