2012年8月11日土曜日

アスリートを支える練習パートナー

朝日新聞(2012年8月11日夕刊)に、ロンドン五輪男子マラソンに出場する藤原新選手の練習パートナーが紹介されていました。

藤原選手の練習パートナーは、東京都内でスポーツショップを経営している土門広さん(45)です。土門さんは、ロードレース用自転車に乗り藤原選手のペースメーカー役として練習の手伝いを無報酬で請け負っているそうです。

土門さんはペースメーカー役に徹しているだけではありません。iPadを背中につけて藤原選手の走るフォームを撮影し、フォーム分析にも強力しているのです。

アスリートが育つためには練習パートナーが必要であることを、私は授業を通して学生たちに伝えています。土門さんのような人がいることを知り、アスリートにとって練習パートナーの存在が重要だということを改めて確信することができました。

体育・スポーツ系大学で学ぶ学生たちに、これからも練習パートナーの重要性を伝え、できればアスリートの才能を引き出す助けとなる練習パートナーになる学生を育てたいという夢が膨らんできました。

表舞台で活躍するアスリートに注目が集まりやすいのがスポーツですが、土門さんのような黒子のように選手に寄り添い才能を開花させる手助けをするパートナーこそ注目すべき存在であると思います。

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