2014年5月27日火曜日

老子が教える実践 

ウェイン・W・ダイアー
老子が教える実践 (タオ)の哲学 PHP 2012.03.29 第1

この本から、次のような言葉に出会った。


Change Your Thoughts Change Your Life (p3)

▼欲があると、形と名を持つものしか見えない。(p19)

▼「こうなるといい」とは、半ば自分が勝手に思い描いた理想、現実とは別物です。(p20)

▼肩書や学位を始めとする識別用のラベルは、自分という人間の真実を表してはくれません。(p21)

▼成し遂げたら、忘れる。だからこそ、成果は永続する。(p23)

▼人には、自分に見える世界しか見えない。(p24)

▼今要るものは全部ここにある。(p32)

▼公平な心でいれば気分が解放され、何が起ころうと大らかに構えていられる。(p38)

▼人生行路を歩みながら、できるだけ他者に先を譲りましょう。(p46)

▼流れに逆らわない。遅れず早まらず、「今」に寄り添い、常に自らの務めを誤らない。(p49)

▼他者を上から見下ろすようなまねをしないこと。誰も同じ位置にいます。(p50)

▼やめるときを知るのが知恵。(p53)

▼やることをやったら、下がりなさい。(p54)

▼控えることを覚えましょう。(p54)

▼「努める」のではなく「任せる」 (p62)

▼来るは拒まず、行くは追わず (p65)

▼地位は、人を苦悩に追いやる。(p69)

▼好かれたい者は卑屈になる。(p69)

▼どれほど濁った水も静まれば澄む。(p77)

▼追いかけるのではなく、やって来るのを待ちなさい。夢は、最適なタイミングで、完璧な順に実現していきます。(p78)

▼人生のでしゃばりな演出家になるのではなく、観察者に徹し、手渡されるものを素直に受け取りましょう。(p78)

▼最高に指導者は寡黙、不用意に言葉をまき散らさない。(p85)

▼あなたの生活を規制するのは、法律ではありません。(p90)

▼「今ここにないもの」については考えないこと。(p98)

▼要るものはすべて、今ここに用意されているではありませんか。(p98)

▼今ここにない物や、今ここにいない自分を求めて頑張るのをやめましょう。(p98)

▼「今」に集中する(p100)

▼他の人を説得して、あなたの視点の正しさをわかってもらおうとは思わないこと。(p103)

▼あなたと反対の意見を持つ人の言葉に耳を傾けましょう。(p108)

▼善を尽くすうちに人は、善と一つになる。(p109)

▼ものごとが、在るがままに在ることを喜ぶ (p111)

▼爪先立ちでは、立ち続けられない。大股歩きでは、遠くまで行かれまい。(p113)

▼自慢から実績は生まれない。(p113)

▼あなたの体のあらゆる部分に「ありがとう」と伝えましょう。(p114)

▼真の知恵を持つ者は進むときに跡を残さない。(p125)

▼計画は最小限に留めましょう。(p126)

▼形なきものに形を与えると、生のままの天声が失われる。(p129)

▼動くときがあれば、休むときがある。力漲るときもあれば、疲れるときもある。(p133)

▼批判しない。指揮しない。(p134)

▼わたしなら、そんなにせっせと植木の世話をしない。四六時中、手をかけていたら、だめになってしまう。(p136)

▼力ずくで造りあげたものは、すぐ壊れる。(p139)

▼決して、激しい言葉を使わないこと(p140)

▼力ずくで解決したくなったら、すぐさま聞き役にまわりましょう。言葉をのみこみ、口を閉じる。しばらくは返事をいっさい控えます。(p140)

▼自分が使う言葉に注意し、あなたの語彙から憎しみを消去するのです。(p144)

▼わざと「計画」や「予定」を忘れる時間を作りましょう。(p149)

▼行き先や道順は考えず、ぶらりと散歩に出てください。ただ足の向くままに歩き、目に写るままの景色を眺めるのです。(p149)

▼大切なのは、相手を非難しないのはもちろん、理解しようとも望まないことです。焦点は、あくまで自己理解。心の主導権は自分が握り、誰に対しても何に対しても、自分の素直な気持ちで対応する。(p152)

▼人を思い通りに動かそうとしないこと。自分で選択が充分できる人を相手に、行動の指示を出してはいけません。たとえば、家族といえども、あなたの所有物ではありません。(p156)

▼惜しみなく与えるが、豊かさを自慢しない。他者を育てるのに力を尽くすが、それを認められたり誉められたりする場面には顔を出さない。(p157)

▼いわゆる世俗的な楽しみは度を越しやすく、肉体の限界を超えようとします。(p160)

▼勝つな、競うな、秀でるな (p164)

▼極力、注意を引かないこと。注目を浴びようと自ら前に出るなど、もってのほか。ひたすら、譲って、譲って、譲りなさい。(p165)

▼華々しい活躍は他者に任せ、あなたは、その力や人気を誉める側に回ればいいのです。(p165)

▼力を伸ばしたい者の邪魔にならないよう、進んで身を退きましょう。(p165)

▼主語を「私」から「あなた」に変えてごらんなさい。(p165)

▼他者より優れていなくてもいい。競い合って勝たなくてもいい。(p168)

▼命令という強制力より認容という包容力によって、真の能力を発揮できるのです。(p169)

▼賢者は、何もしないが、何もやり残さない。凡人は、常に何かを行いながら、未完の仕事を増やすばかり。(p171)

▼人が決めた善とは、「悪」を行わないで生きるための規範です。(p172)

▼人が作った物差しなんか要らない。(p172)

▼高貴な者は謙虚になり、己を孤独なつまらぬ者とみなす。(p175)

▼戻りなさい、譲りなさい。(p180)

▼こつこつ地道に努めなさい。(p184)

▼迷いや理詰めで追求したくなる衝動には目もくれず、ただ根気よく一心に(タオ)に従い続ければいいのです。(p184)

▼ひたすら知恵を実践に移すのみ。(p184)

▼所有しているものに執着するのを止めるのです。(p189)

▼得ることは失うことより苦を招く。(p195)

▼足るを知る者は、失望を知らない。止めるときを知る者は、危機に陥らない。(p195)

▼何よりも、自分の生命(本質)を優先すること。それを、最大最重要の義務と考えましょう。(p196)

▼これ以上要求しない、追いかけない、話さない、歩かない、働かない、眠らない、遊ばない、買わない、文句を言わない、努力しない・・・。(p196)

▼潮時を知る(p196)

▼何かを手放すことで、執着を断つこともできます。(p197)

▼欠点と見えるものの裏に、完璧さを見てください。(p200)

▼減らして減らして、最後はゼロ。何もしなければ、何もやり残すことはない。(p211)

▼人生は引き算が大切、日々「自分」を減らしなさい。(p212)

▼聖人は、頑なな信念を持たない。だから、他者の必要を身落とさない。(p215)

▼分けない、断じない (p216)

▼どんな環境の中でも、一つの立場に固執することはやめましょう。(p216)

▼小さなものに目を凝らすことを明晰と呼び、しなやかな心を持つことを強さと呼ぶ。(p227)

▼凡庸なもの、劣ったもんも、不必要なものなど、何一つ見つかりません。8p229)

▼延々と言葉を並べたところで、決してうまくいきません。(p244)

▼相手を説得するために話すのは、実は、自分の正しさを伝えることが主眼、話の内容が相手のものかどうかなんて二の次。だから、相手を説得しようとするより、何も言わないこと(p244)

▼求められないアドバイスはしないこと(p245)

▼アドバイスだの自分の経験談だの、あなたが話すよりも、相手に質問をするのです。そして、お互いの会話の流れに、ただ耳を澄ませましょう。(p246)

▼方を作りすぎるから、悪事は、ますます世にはびこる。(p247)

▼人は素のまま人となる。(p247)
K 素人が究極の姿?

▼権威を棄て、「素のまま」生きる(p248)

▼不幸には幸福が寄り添い、幸福の背後には不幸が潜む。(251)

▼賢人は範を示すのみ、己の意志を押しつけない。(p251)

▼かつての若さは今の年齢を創る要素の一つであり、老いていくのは肉体のさまざまな変化を経て自分を完成させていくための一段階だとわかるでしょう。(p252)

▼身を屈めて勝ち、低きに徹して勝つ (p263)

▼謙遜や沈黙が力、身を屈めて姿を隠すことが強さ(p264)

▼悪者を捨てるではなく、悪者の悪を捨てなさい。(p267)

▼複雑の中に単純を見つけ、小事を見事に成し遂げる。(p271)

▼大きな成果は、「大きな考え」から生まれるのではなく、「小さな考え」を積み重ねた結果なのです。(p273)

▼小さなことに着手すると、やがて大きな成果が生まれます。小さく考え、小さく行う。それが、結局は大きな成果につながるのです。(p273)

▼失敗は、最後の一歩に潜むもの。最初と同じく、最後も用心。そうすれば失敗は起こらない。(p275)

▼到着した目的地は、新しい旅への出発点でしかありません。(p276)

▼その難行を達成できたのは、「とりあえず今日一日」をずっと実行してきたからです。(p276)

▼「答はわかっている」と思い込む者を導くのは難しい。「わからない」とわかっている者は自ら道を見つけだす。(p279)

▼巧まずに素朴に生きる(p280)

▼あなたのやり方や考え方を、他者に強制してはいけません。(p280)

▼生きるのは、競争ではありません。だから、誰かを負かしたり、自分を何かと比べる必要もありません。(p288)

▼優れた勝者は、競わない。(p291)

▼競争相手に対する概念を変えましょう。次に対戦するときは、相手を自分の延長だと考えてください。(p293)

▼心の中で、対戦相手に愛を送り、相手が最高のパフォーマンスができるように、祝福の光で包んであげましょう。すると、あなた自身の技も向上し、一段と高いパフォーマンスができるようになるはずです。(p294)

▼相手を攻撃するより、防御に回るべし。一寸進むより、一尺退くべし。(p295)

▼仕事の競争相手も、スポーツの試合の対戦相手も、対立する政党の党員も、あなたの敵ではありません。(p296)

▼敵を持たない者が確実に勝つ(p296)

▼今の体で生きる今の人生を、全力で好きになりなさい。(p308)

▼たわむという強さ(p324)

▼「薄き」を補う者になりなさい。(p328)


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