2013年1月25日金曜日

紙でつくる1/100の世界


ラシック(名古屋市中区)の地下1階にある「ザ・リブレット」で、おもしろい本をみつけました。『紙でつくる1/100の世界』(グラフィック社)という本です。著者は、建築家・デザイナー・モデラー・料理研究家の肩書をもつ寺田尚樹さんです。

幼い女の子に人気がある遊びに“紙製の着せ替え人形”があります。この遊びは、紙に描かれている人形をくりぬき、同じく紙に描かれている服やアクセサリーをくりぬいて人形にとりつけるものです。紙製の着せ替え人形で遊ぶとき、ただ服やアクセサリーを着せ替えるだけではありません。着せ替えながら”物語り“をつくっていくのです。アナログなバーチャルリアリティ遊びといえるかもしれません。

『紙でつくる1/100の世界』も、紙製着せ替え人形と似た遊びができます。

この本のページは、人間、ベンチ、自転車、動物、樹木などを描いたパーツで埋められています。それを切り抜き、紙製の着せ替え人形のようにいろいろなパーツを組み合わせて、さまざまな物語りをつくることができます。

人間のパーツは、ひざやひじなどを折り曲げる角度が指定されています。角度によって、プロポーズの姿勢、土下座の姿勢などをつくることができます。

ひょっとして、この本を活用すれば高齢者の脳の衰えを防ぐことができるかもしれない、とページを開くたびに感じています。



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