精神の若さを、ちらかさないように老年の時期まで一つにまとめて整理し、清新なままにしておくことは可能であるが、肉体の老年は、たとえ、それが生身の若さで輝く輝くようにみえることがあっても、どうにも手のほどこしようのないものである。老年が肉体の衰亡、変化を旧態に止めようとして費やすむなしいあがきほど、みていて気の毒なものはない。容姿の落魄は、修飾するほど醜くなる。
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