重要なのは子どものころの教育だ。さいわい、日本人の子どもはほとんど、寝ろと言われれば寝、食べろと言われれば食べ、授業中座っていろと言われれば座るなど、大した理由もないのに命令に従わされてきた
途中、「個性を伸ばせ」と言われ、従順の道を捨てかけても、浴衣で登校したり、従業中編み物をしたりすると、「協調性がない」と注意されるから、個性を目指すのは断念する仕組みになっている。
土屋 賢二. 長生きは老化のもと (文春文庫) (p.83). 文藝春秋. Kindle 版.
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿